心を前に向ける ~ 受験生の皆さんへ
弓道に「残心(ざんしん)」という言葉があります。矢を放った瞬間にすべてが終わるわけではなく、矢が的に届き、その結果を見届けるまで心を弛めない姿勢を指します。動作は終わっても、心はなお、前を向き続けている——そこに本当の力が宿るとされます。
この「残心」の考え方は、試練に向き合う私たちの姿勢にも重なるものがあります。
受験生の皆さんは、これまで長い時間をかけて学びを積み重ねてきました。うまくいかない日や、不安・焦りに揺れた瞬間もあったことでしょう。それでも今日という日を迎えているという事実は、皆さんが歩み