学校長挨拶

米国のキャシー・デビッドソン教授が、「今の子供たちの 65%は、大学卒業時に、今は存在していない職業に就く」と述べたのは2011年のことです。あれから10年が経ち、たしかに世界は大きく変化し、今も刻々と変わり続けています。そんな変革期の社会に生きる中学生・高校生の皆さんは、いったい自分の将来に対してどのように向きあえば良いのでしょうか。きっと、自分の将来に対して不安や息苦しさを感じている人も多いのではないかと思います。

どんな時代・社会が待っていたとしても、TDUの卒業生には豊かで幸せな人生を送ってもらいたいと、私たちは願っています。そのために必要な資質・能力として、TDUではつぎの「5つの力」を重視しています。

  1. 物事を多角的な視点によって捉えるとともに、自己を客観的に分析しその価値を見いだす「視野の広さ」
  2. リスクを恐れず一歩踏み出す勇気をもって、積極的に物事にチャレンジしようとする「冒険心」
  3. 自己の適性を見定め、その分野についての知識・技能を自ら修得し深化させようとする「専門性」
  4. 他者への理解を深め互いに認め合い、個々の持っている能力を積極的に活かそうとする「共感力」
  5. さらなる成長を目指して、自ら目標を設定し、その達成のために粘り強く努力しようとする「向上心」

将来に対するたしかな答えを示すことは、だれにもできません。私たちにできることは、自分自身の生きる道をたしかなものとするために、努力をすることです。そして、中学生・高校生の皆さんにとっての努力とは、いうまでもなく「学び続けること」であり、人は学ぶことによって自分自身に価値を見いだします。学びによってあなた自身が身に付けた価値は、あなたの人生を支える大きな自信となります。

中学校・高等学校の3年間・6年間、私たちといっしょに学びながら、この「5つの力」を身につけましょう。自分の人生を自信をもって肯定する、それがTDUの校訓である「人間らしく生きる」という意味なのです。

東京電機大学中学校・高等学校
学校長 平川 吉治

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