教育カリキュラム詳細(高等学校)

カリキュラム詳細

3年間のコース編成チャート 未来を創る土台となる学力を、3年間でしっかり固めます。

1年 2年 3年
均等クラス 理系コース
文系コース
理系 : 国公立大・私立大・電大推薦
文系 : 国公立大・私立大

国語

高1国語

国語総合A

(現代文)の学習では、中学での既習事項を踏まえて、 より高度な論理的文章に対応できる読解力を養う。

国語総合B

(古典)の学習では、用言の活用・付属語の働きなどの文法事項を理解するとともに、主な作品の時代背景を考えながら古典 の鑑賞をしていく。

<到達目標>

難易度の高い文章を正確に読み取る。文語文法の定着を図る。

高2国語

現代文B

評論文を中心に扱い、読解力を養いながら個人の思考力を深めていく。

古典B

幅広く作品を鑑賞しながら、文語文法全般を学習していく。
なお、文系コースでは上記の学習に加えて、現代文・古典ともに演習授業を行いながら高校3年からの入試問題演習に備える。

<到達目標>

難易度の高い文章を正確に理解すると同時に、文章表現力を充実させる。文語文法の基本事項を確実に定着させ、応用力を養う。

高3国語

現代文B

高校2年までの既習事項を踏まえ、教科書を使用しての読解力を養う。

古典B

文法的な解釈からの文脈のとらえ方、といったような大学受験に対応できる実践的な力を身につける。
なお、選択科目として、大学入試問題演習の授業を行い、個々の国語力のレベルアップを目指す。

<到達目標>

大学受験に対応できる国語力を養う。

社会

高1社会

世界史

高校2年からの文理のコース別を考慮して、近代から現代に至る世界史の大枠を理解し、実際メディアで取り上げられる素材の原因が歴史的経緯を有していることを理解するとともに、国際社会に羽ばたく教養人としての素養を身につける。

政治経済

主に政治を中心として、将来主権者となるための素材を提供し、さらに国際社会の問題を考察しながら、「宇宙船地球号」の一員としての自覚を高めてもらう。

高2社会

■文系コース

世界史(必須)

大学受験を念頭に置きつつ、古代から中世までの基本的な歴史の流れを把握し、高校1年での学習事項へと連続性を持たせる。

日本史(必須)

大学受験を念頭に置きつつ、中学での学習事項の定着とその発展を目標に、古代から近代の流れを把握する。

■理系コース

地理

大学受験を念頭に置きつつ、中学での学習事項の定着とその発展を目標に、学習舞台を世界に移し、世界の諸地域での気候・文化や地形などそれぞれの関連性も含めて理解する。

高3社会

■文系コース

倫理(必須)

人間性の特質やさまざまな思想を学ぶことで、人間のまた自分の存在意義 などを考えるとともに現代社会のなかで生きていくに際し、どのような諸問題に対しても対応できる知的能力を身につけることを目標とする。

世界史(選択)

中世から近代までの基本的な歴史の流れを理解することで、高校1年からの世界史全体の流れを理解し、問題演習などで地域ごとの流れと、地域間のつながりに関する理解を深めていく。

日本史(選択)

近代から現代までの基本的な歴史の流れを理解することで、それまでの日本史全体の流れを理解し、問題演習などで理解を深めていく。

地理(選択)

世界の諸民族や文化、環境問題などの学習を通し、自分の身近な取り組みとして何が出来るのか、ということを考える。また既習事項を踏まえつつ問題演習を行い、理解を深める。

倫理・政治経済(選択)

倫理・政治経済についてそれぞれ問題演習を中心にして、理解を深めていく。

■理系コース

倫理(必須)

人間性の特質やさまざまな思想を学ぶことで、人間のまた自分の存在意義などを考えるとともに現代社会のなかで生きていくに際し、どのような諸問題に対しても対応できる知的能力を身につけることを目標とする。

自由選択

大学入試の中心的役割となっているセンター試験に向けて、文理コースを問わず2単位でのセンター対策講座を行っている。

数学

高1数学

問題集等を利用して必ずしも教科書の内容にとらわれずに指導する。 高校1年から数学Ⅱの内容を先取りする形で進めているので、進度は速くなる。 そのため、復習を中心とした家庭学習を徹底させている。

数学Ⅰ

数学Ⅰの「三角比」の前に数学Ⅱの「図形と方程式」を配置して、 高校2年の授業に対するつながりを重視して指導している。

数学A

数学Aの内容と数学Ⅱの「式と証明」を1年間で学習する。

高2数学

理系受験コース、文系数学受験コースに分かれての授業となるので、 各コースの特性に合わせて授業で扱うレベル、進度を決定している。理系受験コースでは3学期より数学Ⅲの学習を行い、高校3年1学期には一通りの学習が終了する形になっている。

数学Ⅱ

数学Ⅱの教科書の内容に沿って、「三角関数」から「微分積分」 まで高校数学における関数分野を単元のつながりを重視しながら指導する。

数学B

数学Bの「数列」と「ベクトル」を学習する。苦手意識を持ちやすい単元であり、3学期には演習による復習を取り入れている。

高3数学

余裕を持った形で受験準備が可能となるように各コースで教材を選択している。
また、必要に応じてセンター試験対策などの選択授業が受講できる。

数学Ⅲ

1学期中に教科書の範囲を終了し、2学期は入試問題演習。

文系数学

数学で受験する文系の生徒を対象に数学ⅠAⅡBの入試問題演習を行う。

センター対策(選択)

大学入試センター試験の出題範囲を基本事項の確認やマーク式の演習で復習する。

理科

高1理科

物理基礎

物体の運動とエネルギー、さまざまな物理現象とエネルギーの利用について学習する。

生物基礎

生物と遺伝子、生物の体内環境の維持、生物の多様性と生態系について学習する。

<到達目標>

物理基礎

力学の基礎を学び保存則について理解する。実験で得られる情報をもとに、基本法則を検証できる。

生物基礎

生物の共通性と多様性、基本的な生命維持のしくみを理解する。

高2理科

化学基礎(理系)

物質の構造、物質量、酸・塩基、酸化還元反応、熱化学、反応速度と平衡について学習する。

地学基礎(文系)

宇宙における地球、変動する地球について学習する。宇宙、固体地球、大気現象、生命の歴史を理解する。

物理(理系選択)

力学の総まとめを行い、波動現象、電気に関する現象を学習する。

生物(理系選択)

生命現象を支える物質のはたらき、生殖や発生のしくみ、環境の変化への適応のしくみについて学習する。

<到達目標>

各科目とも教科書の範囲の80%を終了し、3年次の受験演習につなげる。

高3理科

物理

磁気に関する現象と原子の内容を学習した後、入試問題演習を行い難問に対応する。

化学

無機物質、有機化合物、高分子化合物を学習した後、入試問題を中心とした演習を行う。

生物

生態系の構造、進化と系統について学習した後、入試問題を中心とした演習を行う。

<到達目標>

各科目とも、早い時期に教科書の内容を終了する。
総復習を行い、大学入試に対応した基礎学力を定着させ、センター試験・大学入試に耐えうる解法力を身につける。

英語

高1英語

コミュニケーション英語Ⅰ

音声教材を使いながら、英問英答、単語の言い換えなど英語だけでの授業を通して口頭でコミュニケーションがとれるよう指導する。また英文を正確に読めるよう英文の構造を品詞、句・節、文型から分析することを紹介しながら徐々に自らが分析できるようになる土台を完成させる。

英語表現Ⅰ

高校1・2年の2年間で文法を完成させる。高1では動詞、 時制、準動詞を習得させる。問題集型のテキストで演習を繰り返し、その中で理解→習得を目指し、英作文の指導もする。

英語会話

実践的な場面設定をし、その中で使える表現の習得を目指す。 加えて英語圏の文化、日常生活にも触れる。授業は1クラスを半分に分けて、 ネイティブにより行う。

*授業以外に単語集、構文集をもたせ朝テストで定着をはかる。

高2英語

コミュニケーション英語Ⅱ

音声教材を使いながら、英問英答、単語の言い換えなど英語だけでの授業を通して口頭でコミュニケーションがとれるよう指導する。またトピックセンテンスを捉え、結論は何か、筆者の主張したいことは何なのかを常に意識しつつ、英文から情報を入手する姿勢を育てる。

英語表現Ⅱ

実践問題集を解くことで、高校1年で概観した文法項目を今一度 呼び起こし、それを大学入試で使えるレベルにまで指導する。また高校1・2年で完成した英文法の技能を基に、英作文へとつなげる。

英語会話

実践的な場面設定をし、その中で使える表現の習得を目指す。 加えて英語圏の文化、日常生活にも触れる。授業は1クラスを半分に分けて、 ネイティブにより行う。

*コース選択により、理系受験、文系受験、それぞれの内容に即した演習授業を行う。
*授業以外に単語集、構文集をもたせ朝テストで定着をはかる。

高3英語

コミュニケーション英語Ⅲ

構文を中心に英文の主語・述語動詞を的確に捉え、 精読する。また、段落ごとにキーセンテンスとサポーティングセンテンスを分け、全体の要旨をまとめ、テーマが何かを取れるように読んでいく。 単語熟語・文法・語法もセンター試験を始め、各私大、国立二次に対応できるレベ ルに持って行く。

英語演習

英文の主語・述語動詞を決めることに始まり、並べ替え・穴埋め問題を中心 に数多くの問題を解き、表現として覚えさせる。また、リスニング教材を使用してセンター・リスニング対策を行う。

*理系、文系それぞれに上記授業に加えて演習授業を行う。いずれの授業も2学期後半には、センター試験、難易度別・形式別 に各私立大入試、国公立二次入試を演習する。
*授業以外に単語集、構文集をもたせ朝テストで定着をはかる。

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