中3理科の授業では、天体の動きについて学習しました。
そして、「天球儀の作り方」に沿って、その学習を実感するため、天球儀の製作に取り組みました。
配布された手順書をもとに、まず透明ドームに星を写しとり、その後プラ板や分度器、目盛りシールなどを組み合わせ、星の動きを立体的に確かめられるモデルを自分たちの手で組み上げていきます。
今回は、天球儀製作の授業の3時間目。
まずは材料の準備からスタート。
目盛りシールを指定の位置に貼り、部品を切り取り、穴あけを行うなど、細かな作業が続きます。
作業台にはカッターマットや定規、はさみが並び、手順書の図を何度も確認しながら慎重に進める姿が見られました。
工程の中でも難しかったのが、軸となるピアノ線を曲げる作業です。
実際に道具を使ってみると力加減が難しく、「思った角度にならない」「少し曲がると戻せない」と試行錯誤する場面もありましたが、友人同士でコツを共有しながら丁寧に形を整えていきました。
続いて、星を描いたドームに時間目盛りを貼り、シリコンチューブで固定しながら天球儀を組み立てました。
「アケルナー」という星が時間目盛りの「8」と「6」の間に来るように合わせるなど、位置合わせにも工夫が必要です。
完成後は、東京の緯度(約35度)に合わせて、分度器の「N35」が中心の軸と重なるように傾け、日付目盛りと時間目盛りを観測したい日時に合わせ、ドームを回しながら星の動きを再現する使い方も確認しました。
手を動かして作り、調整し、動かして確かめる。
その一連の経験を通して、天体の学びが実感を伴うものになった授業となりました。