高校1年生・理科の実験(化学分野)

2026.02.25

亜鉛板と銅板をうすい硫酸に浸し、「ボルタ電池」を製作しました。

電子オルゴールをつなぐと、見事に音が鳴り、教室から歓声が上がりました。
亜鉛が電子を放出し、その電子が銅板へ移動して水素イオンに受け取られることで電流が生じる。
その一連の流れを、目の前で起こる現象として体感しました。
さらに、銅板上に水素が発生すると電極反応が進みにくくなり、電圧が低下する「分極」現象にも挑戦。
テスターを使って電圧の変化を測定し、理論で学んだ内容が数値として表れる瞬間を確認しました。

続いて、硝酸カリウム水溶液を含ませたろ紙の上にMg・Zn・Fe・Ag・Cuを並べ、さまざまな組み合わせで電圧と極性を測定。金属ごとのイオン化傾向の違いが、電池の電圧や極性を決めていることを実験で確かめました。
組み合わせによって変わる数値に、生徒たちは興味津々でした。
 
2つの実験を通して、電池のしくみを理論と測定の両面から深く理解しました。実際に目で見て、音を聞いて、数値を測ることで、理解がより深まり、学びへの興味も一層高まりました。