中学2年生・「第31回「前田純孝賞」学生短歌コンクール」にて最高賞(前田純孝賞)ほか受賞

2026.02.18

第31回「前田純孝賞」学生短歌コンクール(主催:新温泉町・新温泉町教育委員会)において、本校の中学2年女子生徒が最高賞である「前田純孝賞」を受賞しました。
また、「新温泉町長賞」を中学2年男子生徒、「新温泉町教育長賞」を中学2年女子生徒、「佳作」を中学2年男子生徒が受賞し、併せて「学校賞」もいただくことになりました。
この「『前田純孝賞』学生短歌コンクール」は、「東の啄木(石川啄木)、西の翠渓(前田純孝)」と短歌界で高く評価されている明治の歌人「前田純孝(号:翠渓)」について、次代を担う多くの若者に知ってもらうとともに、広く短歌に関心を持ってもらうことを目的に、1994年から開催されています。
31回目となる今大会は、応募総数10,941首の応募があり、選者・佐佐木頼綱先生によって厳正な審査、選考が行われました。
 
受賞作品は以下のとおりです。

前田純孝賞

中学2年女子

夜に咲く 線香花火の 輝きが 夏の余白を 静かにうめる

《選評》
選者:佐佐木頼綱先生
線香花火の光を、ほんのわずかな時間に咲くひとつの命のようにとらえた歌です。
「夏の余白」という表現がとても印象的で、季節の終わりにぽっかりと空いた静けさや、名残惜しさが感じられます。
その余白を「静かにうめる」としたところに、火花の儚さと心の静けさが重なります。
線香花火という小さな存在が、夜という大きな時間や空間をそっと照らしていく。
その想像力と感性の確かさが光る一首です。

新温泉町長賞

中学2年男子

夏の陽を 窓にうつして 走りゆく HC85系 飛騨路を抜ける

新温泉町教育長賞

中学2年生女子

窓の外 誰も通らぬ 昼下がり 私を忘れた 夏が続いて

佳作

中学2年男子

波しぶき 裸足で駆ける 白き浜 笑い声だけ 空に溶けてく