12/27、「東北大学 地域課題解決プロジェクト(TREC)」の最終発表会が行われました。
TRECは、東北各地域でのフィールドワークを起点に地域課題を発見し、その解決につながるビジネスプランを競うプロジェクトです。
1チーム15万円の活動資金が提供されることに加え、東北大学の学生がメンターとして伴走するなど、「机上の学び」にとどまらない実践的なプログラムが大きな特徴です。
本校からは、女子生徒2名によるチームが登壇し、優秀賞を受賞しました。
プランのテーマは、秋田の伝統工芸「曲げわっぱ」の製造過程で発生する“かんなくず”に新たな価値を生み出すことです。
年間約60トンにもおよぶ良質な秋田杉が低価格な資材として県外へ運ばれている現状を「もったいない」と捉え、この産業廃棄物を高付加価値な天然吸水ポリマーへと変換し、秋田発の次世代紙おむつとして活用するビジネスプランを提案しました。
当日の発表では、試行錯誤の末に完成させたプロトタイプを持ち込み、実際に水を吸収する様子を(吸収しない場合は色がつく)デモンストレーションし、審査員の皆さまから高い評価をいただきました。
生徒たちは、「秋田杉の価値を地域の中で生かし切れていない現状を変えたい」「応援してくださった職人さんや専門家の方々に、必ず成果を届けたい」という思いを原動力に、現場でのヒアリング・実験・プロトタイピングに取り組んできました。
優秀賞の受賞は一つの通過点にすぎず、今後も実証実験や製品レベルへのブラッシュアップに引き続き挑戦していく意欲を語っていました。