試験終了後の期間を利用して、高校1年生の有志で、「化学変化と物質量」をテーマに実験を行いました。
配布された実験プリントをもとに、炭酸カルシウムと塩酸の反応を通して、反応物と生成物の量の関係を丁寧に確かめていきました。
炭酸カルシウムを少しずつ加えながら反応前後の質量を測定し、発生した二酸化炭素の量を記録。
得られたデータを表やグラフに整理することで、反応の途中で変化する部分と一定になる部分があることに気づきます。
実験結果からは、物質量の比と化学反応式の関係についても考察を深めました。
数値を正確に測ること、結果をもとに理由を考えること、その一つひとつが化学の理解に繋がります。
実験を通して、「なぜそうなるのか」を自分の言葉で説明しようとする姿が印象的でした。