三十歳の集い

2025.11.18

本校ではこのたび、初めての試みとして「三十歳のつどい」を開催しました。

会場となったカフェテリアには、卒業以来久しぶりに母校へ戻ってきた多くの卒業生が集まり、温かな再会の時間がゆっくりと流れました。卒業生たちは懐かしい仲間や教員の姿を見つけ、自然と笑顔がこぼれます。

テーブルを囲んで語られる近況、あの日の思い出、そして12年前には想像できなかった今の自分。賑やかな声が響く中、近況や思い出が交わり、新たな物語が生まれていくようでした。

私学では教員の異動が少ないため、当時の担任や顧問、教科担当の教員と再会できることも、卒業生にとって喜びとなったようです。
「先生、昔と変わりませんね」
そんな声があちこちで聞かれ、私立校ならではのつながりの強さをあらためて感じました。

私たち教員にとっても、心の奥に、灯がともるような時間でした。卒業生は確かに大人の表情をしているのに、会話が始まると、ふと時間がゆるやかに巻き戻り、あの頃のままのまなざしと笑顔がよみがえります。

卒業生の皆さんの力強い歩みと未来が、これからも輝き続きますように。
これからも東京電機大学高等学校は、皆さんの歩みを変わらず応援しています。どうぞいつでも母校にお立ち寄りください。