中学1年生の道徳では、教科書の学習にとどまらず、体験を通して自分と向き合う活動を大切にしています。
今回は「見方を変えると」をテーマに、2つのワークに取り組みました。
授業の最初に行ったのは、じゃんけんで勝った生徒が相手の良いところを伝える「ほめほめシャワー」。
最初は少し照れながらも、褒められた生徒の表情には自然と笑顔が広がり、教室全体が明るい空気に包まれました。
続いて取り組んだのは、自分の短所を別の角度から捉え直すリフレーミング活動です。
例えば、
「頑固」 → 「意志が強い」
「飽きっぽい」 → 「好奇心旺盛」
というように、言葉の見方を変えるだけで、同じ特徴が前向きな力として感じられることに気づきました。
物事の捉え方は、日常の気持ちや人との関わり方にも影響します。
今回の活動を通して、生徒たちは「視点を変えると世界が少し優しく見える」ことを実感したようです。
本校では、今後も生徒一人ひとりが主体的に考え、自分らしい価値観を育てられるよう、体験的な学びを大切にしてまいります。