10月18日、中学1年生は地域学習の一環として「野川見学会」を実施しました。生徒たちは約9㎞の道のりに挑戦しました。
今回の学習では、スマートフォンの地図やナビゲーションは使用せず、紙の地図のみを頼りにゴールを目指しました。「どの建物が目印になるのか」「次の交差点はどこか」など、友達と声を掛け合い、相談しながら一歩ずつ前へ進んでいく姿が見られました。
西国分寺駅を出発し、黒鐘公園、お鷹の道、真姿の池、一里塚、貫井神社など、歴史や自然を感じられる地点を歩き進みました。地形の変化や湧水、武蔵野台地の自然など、教科書では学べない「本物」に触れることができた貴重な機会となりました。
野川公園に到着すると、達成感に包まれた生徒たちはそれぞれ昼食を取り、食後には川辺で水音を楽しんだり、原っぱで元気いっぱいに遊んだりと、思い思いの時間を過ごしました。
入学から半年、学校生活や行事、部活動を経験した生徒たちの中には、仲間を思いやる姿、自分の役割を果たそうとする姿、最後まで歩き抜く気力が見られました。
今回の見学会は、生徒たちの成長を感じられる、実り多い一日となりました。
保護者の皆さま、並びに地域の皆さまには日頃より多大なるご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。