2025.08.20
トンレアップ村にある小学校を訪れ、授業ボランティアを行いました。
この学校では、水牛や鶏などの動物を間近に見ることができ、自然豊かな環境の中での活動となりました。
生徒たちは、小学1年生・2年生・5年生の現地の子どもたちと6人ずつのグループに分かれ、日本語や英語の授業を行いました。
初めは緊張していた様子も見られましたが、次第に打ち解け、笑顔で積極的に交流する姿が印象的でした。
また、休み時間にはサッカーや鬼ごっこなどを通じて、言葉の壁を越えて心を通わせる様子が見られました。
キリング・フィールド、アンコール小児病棟、戦争博物館、シルクファームを見学しました。
歴史や社会問題に関心を持つ生徒も多く、実際に現地を訪れ、資料に触れたり話を聞いたりすることで、多くの学びや気づきを得ている様子が見られました。
「カンボジアへ来たからこそ実際に触れたり見たりできたことは貴重な体験でした」と話す生徒もいて、充実した一日となりました。
午前中にトンレサップ湖を遊覧し、水上での生活を見学しました。
地元のみなさんは水上に家を建て、魚をとって生計を立てています。
蓮の花を収穫して出荷し、使いきれなかった部分は乾燥させてハンモックにするので、自然の恵みを無駄なく活用しています。
湖上の暮らしには不便もあるはずですが、そこには独自の工夫とたくましさが感じられました。
午後はオールドマーケットで値段交渉を楽しみながら買い物をしました。
交渉がうまくいった人もいれば、「もっと安くできたかも」と悔しがる様子も見られました。
その後はカンボジア式の全身マッサージを体験し、体をほぐして明日以降の活動に備えました。
村で働く人々、水上で生活しながら働く人々、マッサージで生計を立てる人々など、さまざまな現地の人たちの姿を見て、多くのことを感じ取ることができた一日だったと思います。
村の小学校で1~4年生を対象に、授業ボランティアを3コマ(1コマ75分)行いました。
前回とは異なるクラスを担当したり、役割を交代しながら取り組みました。
休み時間には、縄跳びや腕相撲、ドッジボールなどで子どもたちと全力で遊び、「現地の子の体力がうらやましい」という声も聞かれました。
午後はSDGsワークショップを実施し、それぞれが「自分にできること」を発表し合いました。
また、日本のODA(政府開発援助)についての説明も受け、国際協力のあり方について学びました。
夜はナイトマーケットを散策し、現地でしか味わえない食べ物を楽しんだり、値段交渉に再チャレンジして買い物をするなど、充実した時間を過ごしました。
アンコールワットやアンコールトムを見学しました。
「世界遺産を見られる興奮で、昨日は眠れませんでした」という声もあり、参加者たちは真剣なまなざしで説明に耳を傾け、暑さの中でも積極的に行動していました。
また、「他の世界遺産も自分の目で見たい」という声も聞こえ、世界遺産への関心の高まりが感じられました。
参加者全員体調を崩すことなく、元気に帰国しました。
日本を外から見つめるという、新たな視点を得られる貴重な経験になったと思います。