令和4年度 私学振興予算要望期成大会

2021.11.05

 10月26日(火)に共立講堂にて、「令和4年度 私学振興予算要望期成大会」が開催されました。



 教育は未来への投資として社会全体で支えるという理念のもの、国公私立の区別なく、子供たちの意思と能力に応じた質の高い教育を提供することが重要です。
 しかしながら、教育費の助成金や教育環境整備の補助金において、公私間で較差があります。例えば、私立高等学校に対する生徒1人当たりの補助金は、公立学校にかかる経費のわずか33%であり、中学校においては、25%という状況に留まっています。
 この大会は、東京都から国にその是正を強く働きかけていただくとともに、財政的な支援をお願いする大会となります。
 
 当日は、東京にある私立の中学校、高等学校、小学校、そして、幼稚園の教員、PTAなどの約650名が出席、また来賓として東京都議会議員の皆様方も多数列席されました。本校からは、今福先生とPTA役員1名が参加しました。 

 東京私立中学高等学校協会 会長の挨拶に始まり、東京都への要望事項の説明、父母の意見などが発表されました。



 最後に、東京都並びに東京都議会に対する要望事項として、次の3項が決議され、閉会となりました。

一、私立学校教育の更なる充実のため、経常費補助の拡充強化
一、父母負担教育費の公私間較差の是正
一、ポストコロナにおける教育水準維持・向上のための支援補助制度の拡充強化