「校長ブログ」 No.195(2020年12月16日)

2020.12.16

年賀状は出しますか?

12月15日から全国の郵便局で年賀状の受付が始まりました。25日までに投函すれば、元日に届けられるとか(「読売新聞」2020年12月15日夕刊より)。

新しい年を手紙で寿ぐ歴史は意外に古く、平安時代の文献にもお正月に出す書状の文例が掲載されているそうです。明治時代に入り郵便制度が開始されるとともに、年賀状を郵便で出すことが一般化し、通常郵便とは別に年賀郵便を配達する仕組みも出来上がりました。昭和24(1949)年にお年玉くじ付き年賀葉書が発売されると、年賀郵便の取扱数もどんどん伸びて、平成9(1997)年には約37億通にもなったそうです。

しかし、その後は電子メールやSNSの急速な普及により取扱数は減り続けます。日本郵便によると、2021年用の当初発行枚数は前年比-約17%の約19億4千万枚。コロナ禍の影響で企業向け需要の落ち込みが見込まれる一方、今年人気のアニメ「鬼滅の刃」のキャラクター入り年賀葉書はすでに200万枚も売れているそうです。(皆さんの手元にも「鬼滅の刃」葉書が届くかも…)

SNSで「おめでとう!」と伝えるのは便利で手軽だけれど、手書きの年賀状を送るのも受け取るのも、やっぱりいいものです。年の瀬に、お世話になった方やご無沙汰している友人・知人に、心を込めて「おめでとうございます」「お変わりありませんか」「今年もどうぞよろしく」の一言を添えて年賀状を書くこと。しばらく連絡を取っていなかった友人や古い卒業生から届いた年賀状への返信を書きながら、静かに過ごす元日の午後。私にとっては新年を実感させる毎年恒例の風景です。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大で、故郷・実家への帰省もままならない年末年始となりそうです。今年は帰省を控えるという人は、その代わりに手書きの年賀状をお祖父さんやお祖母さんに差し上げたらどうでしょう。きっと喜ばれると思います。

さて、私も年賀状の用意を始めないと…。