「校長ブログ」 No.185(2020年6月15日)

2020.06.15

今日から対面授業です

一人きりの静かな部屋で聞いているオンライン授業月曜2限(※1)

富山市 松田わこ

朝日歌壇のアイドル、松田わこさんも今春から大学生となり、実家を離れての一人暮らしを始められたようです。しかし、感染症防止のため前期授業はすべてオンラインで、という大学が多いようです。「一人きりの静かな部屋」には、キャンパスに通えない寂しさだけではなく、一人暮らしの寂しさも感じられますね。

まだ慣れぬWEBでの授業無意識に池上さんの口調に似てくる(※2)

可児市 前川泰信

突然のオンライン授業に緊張するのは学生・生徒ばかりではありません。授業する側も目の前に相手のいない中で授業をするのは相当に緊張します。カメラの向こう側の生徒たちに、どうしたらわかりやすく伝わるかを考えながらしゃべっていたら、何となくテレビで見かける池上彰さんの口調になってしまっている…。教員の方の作品のようですね。

オンライン授業をせよと命ぜられ「ちごのそら寝」に五時間かかる(※3)

神戸市 藤井啓子

長く高校教員を務められ、また俳人でもある藤井先生の一首。ベテラン国語教員であれば手中の定番教材でも、オンラインで扱うとなれば、慣れないスライド作りに時間を割く。藤井先生同様に、全国の多くの先生たちが動画教材作成に多大な労力をかけていたことを、ぜひ知っておいていただければと思います。

制服に腕を通して鏡見るブカブカの服いざ踏み出そう(※4)

尼崎市 野田侑利

緊急事態宣言解除にともない、ようやく学校に登校できる日がやって来て、まだ一度も袖を通していなかった真新しい制服を着て、さあ明日から心機一転がんばろう、という高揚感が伝わってきます。2ヶ月のブランクを乗り越えて、これからの学校生活が充実したものになるといいね、と声をかけたくなります。

さて、まだ1/2の分散登校期間ですが、今日から教室での授業が始まりました。久しぶりの対面授業に生徒も教員も少々緊張気味の様子。早く平常の学校生活を取り戻したいと思うばかりです。


※1・※2  朝日新聞2020年6月7日 朝日歌壇掲載
※3・※4  同じく2020年6月14日 朝日歌壇掲載