「校長ブログ」 No.166(2019年8月29日)

2019.08.29

2学期始まる

昨日(8月28日)、2学期の始業式を迎えることができました。授業日数確保の関係で、例年より4日ほど早い新学期のスタートです。

今回は中高合同の始業式。アリーナを埋め尽くす全校生徒諸君に対して、こんなお話をしました。

1学期の終業式では、夏休み中、人と会ったり本を読んだり旅に出たりして、積極的に見聞を広めるよう心掛けて欲しいとお話しました(No.164)。日常生活の中では出会えない、自分とは異なる背景を持った人と出会ったり、行ったことのない場所に出かけたりすると、私たちがあたりまえ、常識と思っていることが、必ずしもそうではないことに気づかされます。国や地域、文化が異なれば、人々の生活の基準や感性、価値観も変わる。そんな相対的な世界を私たちは生きているんだという実感は、これからの時代を生きる中高生にとって、とても大切なことだと思います。始業式では、夏休みで得た出会いや気づきや学びを、2学期の学校生活の中でぜひ活かして欲しいとお話しました。

一方、この夏休みには相対的な世界観を否定するかのような、ある種の不寛容さを背景にした様々な問題、事件が噴出したようにも感じられました。1年後にはいよいよ東京オリ・パラが開催されます。いろいろな見方・考え方を身につけ視野の広さを獲得し、多様な背景を持った人々と一緒に協働して生きていく、そういう世界になることを、みなさんと共に願いたいと思う今日この頃です。