「校長ブログ」 No.92(2017年6月16日)

2017.06.16

平成28年度後期高校生徒会が日本生徒会大賞2017団体の部で大賞を受賞!

一般社団法人生徒会活動支援協会が主催する日本生徒会大賞2017において、平成28年度後期高等学校生徒会(会長:高3遠藤隆太君)が団体の部で大賞を受賞、また、個人の部でも遠藤君が特別賞を受賞しました。(6/3協会ホームページに発表)

同賞は最近停滞気味と言われる生徒会活動の活性化を目的として、同協会が今年から始めたコンテストです。応募は全国から多数寄せられたとのことですので、非常に価値のある受賞となりました。

受賞した遠藤君と辻君(副会長 高3)は、生徒会活動の活性化と生徒の自治意識向上に少しでも貢献したいと考えて、昨年生徒会総務役員に立候補したそうです。任期の半年間は、できるだけ在校生みんなに生徒会活動への関心を持ってもらおうと、読みやすく親しめる生徒会報のリニューアルに取り組み、生徒会役員と生徒との対話を重視する姿勢を活動の中心に据えました。また生徒会の財務状況の見直しもおこない、活動状況の実態に見合った会費の増額を学校側に提案するなど、地道な活動の積み重ねを心がけたそうです。  

今回の大賞を受賞したのは「生徒会からの防災対策」というものです。さまざまな地域から通学してくる私立学校の中高生にとって、登下校のタイミングで東日本大震災クラスの大災害が発生したときのリスクは大きいものがあります。もしも登下校の途中で災害に遭った時のために、「親との連絡方法」「親戚や知人の家の情報」「通学途中にある他の私立学校の情報」などを、コンパクトに一枚にまとめた「DISASTER PREVENTION HANDBOOK」を作ろうという活動です。もともと東京と神奈川の私立学校協会では「緊急避難校ネットワーク」という、私立学校が相互に各校の生徒を保護しあって情報を共有するシステムがあります。このシステムの存在を私立中高生みんなにより知ってもらい活用しようという考えがこのハンドブックのコンセプトです。既存のシステムをより有効に活用しようという大変建設的な提案であり、それが審査における大きな評価ポイントになったのだと思います。

遠藤君、辻君は、半年間の生徒会活動を通じて、「何かをしようと思ったら必ず壁がある。でも、その壁を乗り越えなければ何も成し遂げられない。何かを始めなければ何も変わらない。どんな壁であっても、それに食らいついていく意志、パッションを持つことが大切だ。」ということを学んだと言います。彼らの行動力・突破力を、あとに続く新しい生徒会総務役員のみならず他の生徒諸君にも見習ってもらい、生徒会活動の活性化に努めてもらいたいと思います。

受賞、おめでとうございました。