「校長ブログ」 No.66 2016年10月7日

2016.10.07

変化の激しい時代を生きていくには…

先日、ある保護者の方(高校生のお父さま)とお話する機会があり、「学校はもっと積極的に第一線で活躍する社会人の話を生徒たちに聞かせる機会を設けるべきではないか」というご意見をいただきました。(そういう場をもっと設けなくては…)

「いまは自分の子供が世の中に出て行くほんの数年後でさえ、どんな世界が待っているのか予想がつかない変化の激しい時代だと思う。子供たちには現実世界で何が起こっているのかをきちんと知らせてあげることが自分たち大人の義務ではないか。自分たちが社会に出るころにはあたりまえだった終身雇用制度も、もはや過去のものとなりつつある。自分のキャリアは自分で積み上げていかざるを得ない時代に必要な資質や能力は何か、それを子供たち自身に考えさせることが大切なのではないか。」そういうお考えでした。

ご自身もキャリアアップのために転職を重ね、現在お勤めの会社は4社目だそうです。そういう働き方がこれからはあたりまえになっていくのだなと、基本的に異動のない私立学校に勤める身にとっては強く印象に残るお話でした。

中高生にとって学校での勉強は、どんなに変化の激しい時代であっても不可欠な基礎的基本的内容であることは間違いありません。もちろん学校で教わった知識・技能そのものは時代の変化にともなって通用しなくなることはあるでしょう。しかし、中高時代に身につけた知識や技能を習得するための学び方や考え方は生涯有効なスキルです。

子供たちに知識・技能を教え込むだけではなく、子供たち自身が知識・技能を活用しながら新しい知見を獲得していく力を伸ばしてあげること、そういう観点がこれからの学校と教師には求められていくのだと思います。

ところで、学生を採用する企業の側はどんな人材を求めているのか。次回はある人材紹介企業にお勤めの方から伺ったお話を紹介しましょう。