「校長ブログ」 No.55(2016年6月22日)

2016.06.22

教育実習終わる

5月30日から3週間にわたって実施された今年度の教育実習(実習生8名)も6月18日をもって無事終了しました。

最終週には実習の総仕上げとして研究授業が行われ、私も何人かの授業を見学させてもらいました。
 

校長ブログ55

(教育実習生による中3数学の授業風景 これは研究授業ではありません!)

今までの教壇実習での経験を振り返り、指導教諭のアドバイスを受けながら何度も書き直して練り上げた指導案を元に、イメージトレーニングを重ねて迎えた研究授業です。しかし多くの場合、練習と違って予定通りに授業は進行しません。気ばかり焦ってしまい時計を見れば残り時間はあとわずか。ここで予定通り問題演習の解説をするか、それとも思い切って本時のまとめにかかるべきかと迷っているうちに、無情にも終了のチャイムが教室に鳴り響いて…。実習生たちの緊張した様子は30数年前の自分自身の姿に重なります。

教壇に立った最初から「立て板に水」の如く計算され洗練された授業ができる教師などいません。どんなベテランでも初めは失敗を重ね自分の力量のなさにうちひしがれる思いをしながら、それでも反省し工夫を重ねて少しずつ自分の授業スタイルを作っていくものです。だから教壇実習がうまくいかなかったことだけで、自分の教員としての適性を疑い教職への希望をなくす必要はありません。

実習生諸君には実習中に得られたさまざまな経験や学びを、これからの自分自身のキャリア形成に積極的に活かしてほしいと願っています。それが親身になって指導にあたってくれた指導教諭への最大の恩返しです。