「校長ブログ」 No.47(2016年4月22日)

2016.04.22

久しぶりに授業しました…

昨日は高校1年スタートセミナー引率中のY先生の代わりに授業(高3必選世界史B)に出てきました。

代講を頼まれてから、久しぶりの授業に大いに張り切って、教材室から教科書・資料集を取り出してきては下調べに余念なく、大学入試の過去問から教材になりそうな問題をピックアップしてプリントも作成して、万全の準備の上で授業に臨んだはずでしたが、結果は満足のいくものとは到底言えず、受験生である生徒諸君には迷惑をかけてしまいました。(ゴメンナサイ!)

私にとっては何回も授業してきたお馴染みの単元(モンゴル帝国史)なのに、1年教壇に立ってないだけでグズグズの授業になってしまって、すっかり自信喪失です。

ところで、いま、中学や高校の授業は大きく変わろうとしています。学力の定義がたんなる知識・技能の獲得から、知識・技能を使って思考・判断・表現すること、さらに主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度へと変わりつつあるからです。

こうした力は先生の説明をじっと聞いてひたすら暗記する講義型授業ではなかなか身につきません。これからは生徒自らが主体的能動的に参加して授業を作り上げていく、いわゆるアクティブラーニング型授業が中心になっていくでしょう。現場の先生たちも毎日試行錯誤しながら授業されています。

新しい形式の授業が定着するまでにはある程度時間が必要だし、多少の混乱もあるかと思います。でも、今までと同じやり方だけではこれからの時代に求められる学力の育成にはつながらないと思います。先生も生徒も“Trial and Error”を繰り返しながら新しい授業を創造していく必要があるでしょう。

校長になって教壇に立つ機会は少なくなりましたが、何十年来変わらない手垢まみれの講義型授業をどうしたらアクティブな授業に変換できるか、若い先生たちの意欲的な授業を見せていただきながら、私自身も研究したいと思っています。