オルセースクールミュージアム

平成29年6月20日

オルセースクールミュージアム開催のお知らせ

本学園は明治40(1907)年の創立以来、今年で110周年を、また東京小金井キャンパス開設25周年を迎えました。
これを機に本校ではフランスのオルセー美術館の研究用高精細レプリカ30点を校内に展示するスクールミュージアムを開催するはこびとなりました。

本企画では、在校生参加、高大連携、地域連携、卒業生母校訪問をテーマとして、レプリカ展示の他にも、生徒によるガイドツアーや関連展示、東京電機大学研究室の研究紹介、地域と連携した企画や展示、来場者の方の模写体験なども予定しています。

暑い最中の開催ではございますが、多くの皆様にご来場いただきたくご案内申し上げます。

学校長 大久保 靖

リマスターアート・テクノロジーとは?

世界で最も原画に近い、もう一枚の絵画を作る技術です。
「株式会社アルステクネ」のホームページにて詳しい解説が見られます。

更新情報

会期

平成29年8月5日()~13日() 9日間 10:00~17:00(入場は16:30まで)

会場

東京電機大学中学校・高等学校内「特設スクールミュージアム」
東京都小金井市梶野町4-8-1(JR中央線東小金井駅北口徒歩5分)

8月5日(土)は、東小金井駅北口臨時ブースで、シェアサイクルSuicleが無料でご利用いただけます(10時~、10台のみ)。
※オルセースクールミュージアム御来場者限定です。

オープニングセレモニーとテープカットを行いました(8月5日)

8月5日(土)午前10時、正面玄関前にて、オープニングセレモニーとテープカット行いました。
「オルセースクールミュージアムin東京電機大学中学校・高等学校」開幕です!

名画を前に、本校生徒が「アートコンシェルジュ」として、お客様にガイドツアー(作品解説)をお届けします。

イベントスペースでは、さまざまな催しや展示をご用意しています。
ごゆっくりお過ごしください。

お気に入りの絵は見つかりましたか?
お帰りの際にはぜひ投票してください!

人気投票途中経過(8月7日)

オルセースクールミュージアム開催3日めです。
本日もたくさんの方々にご来場いただき、ありがとうございます。

来場者アンケートでは、
「リマスターアートが素晴らしい」「生徒による解説が丁寧で分かりやすい」といった感想をいただいています。

受付横では、今回展示した絵画の人気投票が行われています。

現在の人気第一位はゴッホ「ローヌ川の星降る夜」です。
こちらは、リマスターアートを作成するに当たって、一番苦労した作品だそうです。

モネやルノワールも人気が高いです。

事務局の一押しは、ゴッホ「自画像」です。

売店では、お土産の缶バッジも販売中です。
ぜひチェックしてくださいね。

たくさんのご来場ありがとうございます(8月12日)

オルセースクールミュージアム、8日目を迎えました。
いよいよ、明日の17時まで(入場は16時半まで)で終了となります。

会場内では、模写や塗り絵体験もでき、様々な角度から名画を楽しむことができます。

初めての方はもちろんのこと、リピーターの方のお越しもお待ちしています。

来場者の感想

TDU画像処理研究室に寄せられた、各絵画の感想です。

ミレー:落ち穂拾い(1857年)

(20代男性)貧しくても生きようとする人々の強さを感じた.

(50代男性)近くまで寄って見ることができ,今まで気づかなかった細部までよくわかりました.構図の説明も納得です.

(10代女性)この作品を完成させるまでに100枚以上の習作を書いていたなんて知らなかった.描かれるまでの背景を知ることができてよかった.

(50代女性)ライトを当てて,虫眼鏡を当てて絵を見る!!きっとこんな体験なかなかできません.被っている赤い頭布がこんなに沢山の色が使われていようとは・・・

モネ:日傘の女(1886年)

(10代女性)風の感じがすごく出ていて良かったです.

(10歳以下女性)かぜのかんじがよかった.

(50代女性)『思い出のマーニー』のポスターを思い出しました.

セザンヌ:かごのある静物

(10代男性)ふだんは見えないけれど,絵を見ると不思議に見えるところがおもしろかった.

(10代女性)物一つ一つが生きているようで面白い.

(50代女性)テストでこのような絵を描いたらいい点がもらえるでしょうか?普通(!?)は構図がめちゃくちゃに見える絵です.でもこれが美術なのですよね!う〜ん難しいなぁ〜

(70代男性)構図としてちょっとおかしいと以前から思っていたが説明を読んでわかった.

ゴッホ:自画像(1889年)

(40代男性)感激しました.

(70代女性)本物も見たことがあるが,波打つ彼の技法もしっかり写っていて素晴らしい!ゴッホは筆数の可視化がポイント!

(40代女性)ゴッホの明るい部分が見られるが,なんとなく心が病んでいる感じもあって,意味深なところがいい.日本の浮世絵っぽい背景も好きだ.

(不明)こんなに間近て観ることができて感激です、

マネ:笛を吹く少年(1866年)

(40代男性)日本の影響を受けていることに驚きました.

(20代女性)背景が何もないことによってその空間そのものが引き立っている感じがしました.

ルノワール:ピアノを弾く少女たち(1892年)

(20代女性)色合いがとてもあたたかく,肌のやわらかな感じが綺麗に表現されていると思いました.

(50代男性)有名な絵ですが,2人の表情に視線が集めるよう,ピアノを雑に表現しているというのは初めて知りました.ありがとう.

(50代女性)カレンダーや教科書でよく見る作品です.実際はこんなに大きいのですね!可愛い少女の「まつ毛」がここまで細かく描かれているのを知りませんでした.

ルノワール:田舎のダンス(1883年)

(10代女性)ダンスを楽しく踊っているところがよく分かったので面白かった.

(50代女性)(都会のダンスと合わせて)一見どちらも楽しそうで華やかな印象を受ける絵ですが,学生さんの説明を聞いて人間くさい複雑な感情を抱く作品に変わりました.

(70代男性)(都会のダンスと合わせて)2点並べた作品 楽しくみることが出来た.

(60代女性)「都会のダンス」の女の人と比べて,「田舎のダンス」の女性は生々として,服装や帽子の色もあざやかです.動きも活発で楽しそうです.

ルノワール:ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会(1876年)

モネ:かささぎ(1868-69年)

(40代女性)雪が降り積もった風景なのに,かささぎがいるだけで空気の冷たさが現実的に感じられる気がします.

(50代女性)ライトを当てて絵を見たのは初めてです.画家の息遣いを感じるほと立体に見える細部に渡る筆の跡!やわらかい雪の積もった感じがよく分かりました.本物を見た気分になれました.

(不明)“かささぎ”がいる、いないでこの絵の印象が大きく変わることがわかりました。また、屋外に出ることで、それまで頭の中の印象だけで絵にしていたものが、実際に目にすることで、より正確に描きだすことができたことが分かりました。

ゴッホ:ローヌ川の星降る夜

(40代男性)絵の具の凹凸がよくわかった.素晴らしかった.

(40代男性)青の色が美しいてす.

(50代女性)満天の星空がこの時代のアルルの空では見れたのですね!絵を大切に保存することも大切ですが,環境も後世に美しいままであって欲しいと思いました.

(10代男性)星にライトをあてて動かすと,キラキラ星が動いてみえてきれいだった.

(70代女性)青色の深さと美しさに心ひかれました.

(70代男性)色の分割,空の星と雲,水の明暗 右下のお二人はどんなカップルか?

(40代女性)生徒の解説により当時の遠距離恋愛の交通手段としてそれぞれ船で来た事がわかりました.絵の見方が変わり楽しく見れました.

(30代女性)青と黄色のコントラストがキレイな作品でした.星も本当に輝いている様に感じました.大胆な筆のタッチも見ることができました.

(40代女性)星の絵の具がケーキのクリームのようにキャンバスにのっていてその影までみることができました.本物はあらく,遠くはなれるとよく知る作品となり,いろいろ計算されて描かれていて科学的だと思った.

東小金井の今昔(歴史地理研究部)

東小金井駅 なぜ高架化されたのか?

中央線の朝のラッシュ時間帯は特に列車の運行が過密になり、踏切が開かなくなっていました。
踏切が開かなくて通れなくなる車を減らすために、「中央線連続立体交差事業」が計画されました。
この計画は中央線三鷹駅から立川駅までの18カ所の踏切を撤収して、
鉄道により南北に分断された市街地を一体化して地域の活性化を図ったものです。
東小金井駅もこの事業により高架化されて街全体がより魅力的になりました。

開業当初(昭和39年頃)の駅前の様子(小金井市都市整備部区画整理課様ご提供)

東小金井駅の歴史

1964年9月10日 日本初の地元住民全額負担の請願駅として開業する。
   ※請願駅…地元住民などの要望により開設された駅
1965年4月5日 現在の駐輪場のある場所で貨物の取り扱いが始まる。

2009年1月27日 中央線立体交差事業により高架化される。
2014年1月27日 nonowa東小金井開業。同時に地元住民悲願の西口改札が設置される。
2015年2月1日 一部時間帯を無人化。
2015年4月1日 駅の運営・管理を(株)JR中央ラインモールに委託する。

昭和40年代前半(?)の駅前の様子(小金井市都市整備部区画整理課様ご提供)

駅周辺のようす

法政大学、東京農工大学、東京電機大学中学高校、武蔵野東中学、日本歯科大グラウンドなど
学校が多数立地しており学生街として栄えている(!?)
南口には東小金井駅開設記念会館があり東小金井駅の歴史に関する資料などを見ることができる。
現在、北口は東小金井駅北口土地区画整理事業による再開発が進められている。
駅前ロータリーの整備、駅前交番移設、高架下利用、道路拡幅などが行われており、快適な駅前環境が整備されつつある。

※小金井市報「こがねい」4月15日版より

現在の駅前の様子(2017年7月 本校生徒撮影)

オルセースクールミュージアム作品紹介

4D-Lab TDU広報室です。
オルセースクールミュージアムの開催が迫ってきました。
今回から数回に分けて、“パリッ娘ちゃん”と一緒に展示予定の作品紹介をしていきます。

●「かごのある静物」

今回は、ポール・セザンヌが1888-90年頃に描いた“かごのある静物”について紹介します。

“かごのある静物”は別名“台所のテーブル”としても知られています。
この作品はほぼ同時期に“リンゴとオレンジ”も製作されたようです。
セザンヌが描いた静物の絵画は、“かごのある静物”の他にも15点ほどあります。

●「ピアノを弾く少女たち」

今回は、ピエール=オーギュスト・ルノワールが1892年に描いた“ピアノを弾く少女たち”について紹介します。

“ピアノを弾く少女たち”描かれているのは、二人の少女(モデルは不明)がピアノに向かって楽譜を読む姿が描かれています。
この作品は印象派全体の作品の中で、初めてフランス国家に買い上げられた作品として知られています。
この作品はフランス国家からの依頼で作成され、しかも全部で5点もあるのです。
当時国家に選ばれた絵画はオルセー美術館にあり、その他はオンジェリー美術館やメトロポリタン美術館にあるそうです。
メトロポリタン美術館にある絵画とオルセー美術館にある絵画はそっくりですが、よく見ると少し違うそうです。

●「落穂拾い」

今回は、ジャン=フランソワ・ミレーが1857年に描いた“落穂拾い”について紹介します。

落穂拾いにはパリ郊外の都市フォンテーヌブローの森のはずれのシャイイの農場が描かれています。
落穂拾いとは、収穫後の田畑に散らばる穀物の茎穂を拾う作業で、ミレーは落穂拾いをする貧しい人々に目を向けました。

●「自画像」

今回は、ゴッホが描いた“自画像”について紹介します。

ゴッホはパリ移住以降37枚自画像を描いています。
これは彼がモデルを雇う金がなく手っ取り早く自分自身を描いたためと言われています。
オルセー美術館に展示されているのは1889年に描かれたものです。

●「笛を吹く少年」

今回は、マネが1866年に描いた“笛を吹く少年”について紹介します。

「笛を吹く少年」はマネがスペイン旅行の際に見たスペインの巨匠、ベラスケスにより背景のない空間に描かれた単身像に触発され描いた作品です。
この作品はスペイン絵画だけでなく当時流行し始めていた日本の浮世絵の影響も受けています。
例えば、赤いズボン、白いスパッツ、黒い上着や靴にみられる陰影のない平板な色面、ズボンの側章を生かした黒いはっきりとした輪郭線などは、浮世絵から得た表現だと考えられます。
また、左足の足元から奥に向かって描かれた右下のサインによって、何もない空間に少年がしっかりと足を踏みしめて立つ地面を必要最小限に表現にしています。

●「ヴァイルマティ」

今回は、ゴーガンが1897年に描いた“ヴァイルマティ”について紹介します。

「ヴァイルマティ」とはタヒチの伝説に登場する女性です。
マオリ族の先祖オロ神が見出し、妻とした絶世の美女だといいます。
ゴーガンはこの「すらりと背が高く」、「太陽の火が肉体の黄金色の肌に輝く」、彼女の姿を何度か描いています。
ここでは、真紅の背景のなか、装飾的玉座の上に右手をついて座る姿で表され、その神々しさが強調されているように見えます。
トカゲを捕まえる白い鳥や遠くの2人の姿も意味ありげに描かれています。
手工芸品の素朴な風合いを持つ画面で、プリミティブな世界を象徴的に表現した、ゴーガンならではの作品です。

●「日傘の女」

最終回である今回は、パリッ娘ちゃんのもととなるクロード・モネの“日傘の女性”について紹介したいと思います。

“日傘の女性”は、実は3枚描かれていて、この作品は1886年に描かれたものです。
草むらに立つ女性を描いた本作でも主眼は周りの風景にあり、「風景画のように人物画を描く」というモネ自身の試みでもあります。
描かれた場所は、彼の終の住処となったパリ郊外の町ジヴェルニーに近いセーヌ川の中州。
モデルは、彼の2番目の妻となるアリス・オシュデの娘である、当時18歳のシュザンヌです。
ちなみに先程“日傘の女性”は3枚描かれていると書きましたが、他の二枚のモデルは、1枚は同じですがもう1枚は1番目の妻であったカミーユ・ドンシューがモデルになったと言われています。

妻が2人いた、というあたりから、モネの人生の波乱さが伺われますね。

商店会紹介

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南口商店会インタビュー

小金井タウンショップ黄金や

菓子工房 ビルドルセ

アルテリア・ベーカリー「メロンパン」

ふるさと(団子)

ご案内パンフレット

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展示作品

ルノワール・モネ・ゴッホ・ゴーギャン・セザンヌなどの原寸大レプリカ約30点

※主な展示作品

*画像をクリックすると、大きな画像が閲覧できます。画像以外の部分をクリックすると元に戻ります。

ミレー「落ち穂拾い」 ▲ミレー「落ち穂拾い」

モネ「日傘の女」 ▲モネ「日傘の女」

セザンヌ「かごのある静物」 ▲セザンヌ「かごのある静物」

ゴッホ「自画像」 ▲ゴッホ「自画像」

マネ「笛を吹く少年」 ▲マネ「笛を吹く少年」

ルノワール「ピアノを弾く少女たち」 ▲ルノワール「ピアノを弾く少女たち」

ゴーギャン「ヴァイルマティ」 ▲ゴーギャン「ヴァイルマティ」

モネ「アルジャントゥイユの鉄道橋」 ▲モネ「アルジャントゥイユの鉄道橋」

クイズ

去年、来日したルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」

この肌の透明感のひみつをご存知ですか?


教科書で見たマネの「笛を吹く少年」

本当はどんな大きさかご存知ですか?


そうそう、この絵知ってるミレーの「落ち穂拾い」

でも、背景をじっくり見てこそみえてくる絵の本当のテーマをご存知ですか?

東京電機大学中学校・高等学校 美術科教諭 大塩博美先生にお話を伺いました!

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長谷川研 「美術館の作品をスマフォで解説!」

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主な企画

  1. 在校生の作品展示・ガイドツアー(作品解説)
  2. 展示作品を情景模型で再現
  3. 絵の具の化学
  4. 東小金井今昔(パネル展示)
  5. オルセー美術館模型制作
  6. 地域商店会とのコラボ企画
  7. 大学研究室(画像処理研究室 空間・環境情報デザイン研究室 芸術表現学研究室)の研究紹介
  8. ミュージアムショップ その他

入場料

大人500円(税込) 高校生以下は無料


主  催:スクールミュージアム事務局

共  催:東京電機大学中学校・高等学校 (株)私学妙案研究所 (株)アルステクネ

協  賛:一般社団法人東京電機大学校友会 東京電機大学中学・高等学校同窓会

東京電機大学中学校・高等学校

〒184-8555 東京都小金井市梶野町4-8-1 TEL:0422-37-6441

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