中学3年生の岡部優樹君 FLL Asia Pacific Open Championship 2016 で優勝!(チーム名:samurai7)

2016.08.01

本校の中学3年生である岡部優樹君は今月3日~5日にオーストラリア・シドニーで開催された青少年を対象とした世界的なロボット競技会であるFLL Asia Pacific Open Championship 2016にチームの一員として参加し、見事優勝を果たしました。

岡部君が7月20日の終業式において全校生徒に対して行った本大会のレポートを掲載させていただきます。



◇初めに
 

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First Lego Leagueは9歳~16歳を対象とした世界最大規模の国際的なロボット競技会です。僕たちは「samurai7」というチーム名をつけ、7人でFirst Lego League に挑みました。侍7は小学5年生から中学3年生までの7人で学校も住んでいるところもバラバラです。侍7は2014年に結成し、今まで活動してきました。関東大会、全国大会と勝ち上がりましたが、全国大会で7位という成績で惜しくも世界大会への出場権を得られませんでした。ところが、4月下旬「出場を辞退するチームがでたので、Asia Pacific Open Championshipに参加しませんか?」と大会側から侍7に声がかかり、僕たちは世界大会Asia Pacific Open Championshipに出場することを決意しました。
 

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◆First Lego Leagueとは

First lego leagueとは9歳~16歳を対象とした世界最大規模の国際的なロボット競技会のことで、ロボット競技と3つのプレゼンテーションの総合評価を競い合います。

 

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3つとはロボットデザインプレゼンテーションとロボット競技、コアバリュープレゼンテーション、プロジェクトプレゼンテーションです。


◆大会について

日 程:2016年7月3日~5日の3日間
内 容:
プロジェクトプレゼンテーション5分
コアバリュープレゼンテーション10分
ロボットプレゼンテーション  5分
ロボット競技2分30秒(本番3回中の最高得点を評価される)
大会参加数:21か国40チーム
会 場:オーストラリア シドニー マッコーリー大学

◇オープニングセレモニー


僕たち侍7は世界遺産のシドニーオペラハウスで自分たちをアピールするためにダンスパフォーマンスをしました。僕たちは日本の伝統文化である歌舞伎をモチーフに、自分たちで歌舞伎のメイクをし、また、ダンスにも歌舞伎らしい動きを取り入れました。

 

 

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ダンスパフォーマンスのテーマは自主性、挑戦、ENJOYで、僕たちは自主的に歌舞伎のダンスパフォーマンスを考え、まだやったことのない新しいダンスに挑戦し、誰よりも楽しむということを掲げました。
会場の人たちも手拍子をしてくれて楽しんでダンスをおどることができました。



◇プロジェクトプレゼンテーション
 

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FLLでは毎年テーマが出されます。
今年のテーマは「trash trek」、「ごみのゆくえ」というテーマでした。そこで僕たちはそのテーマに沿い、プラスチックごみを減らす容器、「おりがみパック」というものをつくりました。全て英語でプレゼンを行わないといけないので、とても練習をしました。
僕たちはフリップを使って審査員に分かりやすく説明し、具体的なものを出す、また、身振り手振りで説明をすることで、より自分たちの伝えたい事が伝わる、ということが分かりました。
(写真のように具体的なものを出すことで、より審査員に分かってもらえました)


◇ロボット競技

次はFLLのメインであるロボット競技です。
ロボット競技は「3、2、1、LEGO!!」という合図でスタートします。2分30秒間に10種類以上のミッションを自分たちの作ったロボットでこなしていくという競技です。そのロボットはLEGOマインドストームというプログラミング機能を使って動かします。


https://www.youtube.com/watch?v=1szVW2EmL_w


https://www.youtube.com/watch?v=_PPSTGWNcQc


◇ロボットデザインプレゼンテーション

ロボットデザインプレゼンテーションでは自分たちの作ったロボットを審査員に発表します。
そこでは審査員に自分たちの作ったロボットをどのような仕組みで動かしているか、どのようなプログラミングでミッションをクリアしたか、など細かく質問されます。



◇コアバリュープレゼンテーション

 

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コアバリュープレゼンテーションではチームの紹介を行います。活動の中で学んだこと、チームワーク、チームと他者への影響力を発表します。
また、発表の中にハンズオンアクティビティというのもあります。そこでは審査員に何か指令を出されます。そこでチームの行動力、チームワーク力などを評価されるという仕組みになっています。今回出された課題は「声を出さずに、チームメンバーの名前をアルファベット順に並べる」というものでした。



◇ピット(ブース)での交流
 

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FLLでは世界中から集まったチームと交流をするために自分たちを紹介するためのピット(ブース)を作らなければいけません。
縦、横2メートル、高さ2,2メートルの限られた空間の中で僕たちは自分たちの事をどうやって紹介しようかと考えて、日本の伝統文化である折り紙をメインに作りました。ピットの屋根の部分には大きい折り鶴を置いたり、またラッキーロッツといって、来ていただいた人達にくじを引いてもらい、当たった景品を渡す用意をして来ていただいた人たちが楽しんでもらえるようなことをしました。
また、バナーにプロジェクトやロボットでの活動の紹介をプリントし、歌舞伎役者の浮世絵などをプリントして日本文化を紹介して多くの人と交流しました。
 

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◇Champion’s Award受賞!!

そして、ついに3つのプレゼンテーションとロボット競技が総合的に評価され、侍7は総合優勝することができました。
侍7が優勝した時、僕は今までで一番喜んだだろうなぁと思うくらい喜びました。
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◇最後に…

僕はこの大会で言葉の違う人たちとどのようにしてコミュニケーションをするか、大人に何か言われてやるのではなく、自分で考え行動することが大事だとわかりました。また、世界中の人ともっともっと交流できたらいいなぁと思いました。